Google広告の上限クリック単価を設定したのに平均クリック単価が超える

Google広告の上限クリック単価を設定したのに平均クリック単価が超える

Google広告では何も設定しなければ、クリック単価が自動入札され、時にビックリするようなクリック単価になってしまう。

そうならないために、ツールのキーワードプランナーで大まかな入札単価を確認できるが、低額帯と高額帯の開きが大きく、やはり実際の入札単価がいくらになるかはやってみないを分からない。

そういった「博打」のようなことをしたくない人のために、Google広告には「上限クリック単価」を設定できるようになっている。

その名のとおり、事前に支払えるクリック単を設定して、可能であれば広告表示してもらう、といった方法。

キャンペーンの単価設定で「個別クリック単価制」を選ぶと、キーワードごとに上限クリック単価の設定が出来るようになる。

目次

上限クリック単価を超えてくる場合あり

ただ、上限クリック単価を設定したのにもかかわらず、2倍、3倍、4倍のクリック単価を叩き出す場合もある。

Google広告ヘルプによると、

入札単価が上限クリック単価を超えるケース:

次の機能をご利用の場合は、実際の入札単価がご指定の上限クリック単価を超えることがあります。

  • 拡張クリック単価
  • 検索パートナー
  • 入札単価調整

とのこと。私もとあるキーワードの上限クリック単価が85円に対して、平均クリック単価が164円と、約2倍となっていたので、急いで設定を確認した。

が、上記の3つは全てOFFだった。なので、なぜ上限クリック単価を超えてきたかは不明。

さらにどのクリック単価が平均を高くしたのかを調べるため、「オーディエンス、キーワード、コンテンツ」の「地域」を確認したところ、静岡県の平均クリック単価が425円で上限クリック単価の5倍、神奈川県の平均クリック単価が332円と上限クリック単価の3.9倍だった。

静岡県に関しては表示回数1回に対して、2回クリックされており、これは明らかにアレな件。

入札単価調整比で応急的に対応

このまま放置しておくわけにもいかないので、「オーディエンス、キーワード、コンテンツ」の「地域」で、異常なクリック単価だった静岡県と神奈川県の「入札単価調整比」を下げて、これ以上、高単価でクリックされてないようにした。

上限クリック単価を超えた理由

上限クリック単価を超えた理由はいまだ不明。そもそも、こんな低単価でチマチマGoogle広告をやっている人なんていないから、事例がネットに上がってこない。

ただ、ワンクリックで425円、お昼代が吹っ飛ばされたわけだから、サポートに問い合わせ中。少額すぎて相手にしてくれなそうだけど。

せっかく、スモールスタートでGoogle広告をやり始めようと思っていたのに、上限クリック単価が全く機能しないのは考えもの。

広告スキルが身に付くまでは、やっぱりSEOを頑張るべきなのか。

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